旧見付学校 |
2005年01月30日 |
「旧見付学校」は、学制発布後まもない明治8(1875)年落成した現存する日本最古の洋風木造小学校校舎です。当初は4階建てでしたが、明治16年に増築されて今の5階建てとなりました。記録によると明治14年の見付学校の生徒数は男300名、女182名の482名で、就学率(学校にいった人の割合)は66%でした。 見付学校を第12中学区内第1番小学校にと地元の熱意で、明治7年堂宮棟梁伊藤平右衛門の設計で着手、翌8年に開校しました。 |
伝 酒井之太鼓
児童の士気を高めた太鼓 家康を窮地から救った太鼓 l旧見付学校見学後、受付の方に声をかけたら快く中に招き入れてくれて親切に対応していただきました。磐田市内の武田に関する史跡について聞いてみましたが、一言坂の戦いの前に武田・徳川両軍が衝突したといわれている三ヶ野坂の場所も教えてもらうことができました。磐田市及び周辺には、元亀3年に武田軍が侵攻してきたときに関わる伝説は数多く残っているらしく、遠江全体では52話にもなるのだそうです。武田軍に敗れ、窮地に陥った徳川方を助けたのでその後江戸時代になって諸役を免除されたといった内容のものとか、武田軍が攻めて来たときにほとんどの寺社が焼かれてしまったので周辺には古い寺社は残っていないとか、とにかく武田軍は悪者として登場する話が多いとのことでした。磐田市に残る伝説をまとめた資料でこの時の武田軍侵攻に関する部分をコピーさせてもらいました。 |