神奈川県秦野市
2003年11月23日
ヤビツ峠はカタカナの名前ですが、峠道の工事の際に矢櫃(やびつ:矢を入れる入れ物)が発見されたからだそうです。きっと矢櫃の櫃の字が難しいのでカタカナになったのかもしれません。永禄12(1569)年に行われた三増峠の合戦の際にこの地でも局地的な戦いが行われたといわれています。 昔、この峠を越えようとすると空腹感を感じて動けなくなってしまうので、持っている食べ物を後方に投げるとたちまち動けるようになったという伝説もあるのだそうです。今では丹沢のハイキングの拠点となっていて大勢の車で賑わっています。この日もヤビツ峠の北側は紅葉が見頃で大混雑でした。