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神奈川県小田原市

北条氏政・氏照の墓所

2004年11月13日

小田原市指定史跡 北条氏政・氏照の墓所
北条氏政は、北条氏四代の領主。氏照は氏政の弟で八王子城など5つの支城の城主でした。天正18(1590)年豊臣秀吉の小田原攻めにより小田原城が落城すると、五代領主氏直は高野山に追放され、父氏政とその弟氏照は城下の田村安斎邸(現南町)で自刃しました。
両人の遺体は、当時この地にあった北条氏の氏寺、伝心庵に埋葬されました。(現在、永久寺所有)
その後放置されていた墓所は、稲葉氏が城主の時(1633〜1685)北条氏追福のため整備されました。大正12(1923)年の関東大地震では墓所が埋没する被害を受けましたが、翌年地元の有志により復元されました。
(看板資料より)

生害石、五輪塔などの説明看板

幸せの鈴
箱の中の「鈴」に、民を思う領主の優しい心が、きっと宿っています。ここに眠る北條氏政、氏照は、長引く秀吉との攻防戦の中、戦禍にまみえる領民を思い、開城を決意されたと伝えられています。願いをかけて「鈴」を持ち帰り、かけた願いがかなったら、「幸せの鈴」を結びに来てください。「幸せの鈴」がいっぱいになれば、ここに眠る領主での、なによりの供養となることでしょう。
(看板資料より)

 

 
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