山千寺 |
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旧山千寺観音堂及び境内 |
旧山千寺観音堂
永禄8(1565)年、武田信玄が水内郡を領するにあたり山千寺を再建した。 |
宝篋印塔
銅造観音菩薩立像 山千寺のお観音様 |
山千寺は当初は訪問する予定ではなかったのですが、長野市に到着してみて、当日は長野市内で宿泊することになったので少し時間的余裕ができたことから急遽寄ることにしました。長野市内の北側にあります。いい天気で市内には雪はほとんどありませんでした。しかし山道を登り始めると徐々に路面に雪が現れ、お寺の入口周辺は本格的に雪が積もっていました。入口と思われる所はすぐに分かりましたが、山千寺周辺は三度山ハイキングコースになっているらしく現地にあった地図を参考にして観音堂に向って登って行きました。登りきったところに大きな木がありました。歴史のある所には大きな木があります。後を振り向くと厳しい太陽光線とその下に望む市内を覆う霧が神秘的でした。そこから更に階段があってそれを登ったところに観音堂がありました。観音堂の基礎部分には石垣があり、その上には木を複雑に組み合わせた塔の屋根裏のような構造が興味深かったです。観音堂の屋根の上には武田菱の家紋がありました。また階段の横には宝篋印塔があって丸山弥右衛門と掘られた文字がありました。 |