静岡県牧之原市
天正4(1576)年勝頼は高天神城の防衛拠点として相良城を築いた。その場所は定かではないが「高天神記」に「同12日相良へ出給い、湊の脇に城取有り高坂弾正縄張也」とあり、同年3月勝頼が兵糧を高天神に入れるため、帰途相良に城を築いたともいわれる。 数年後徳川氏の領有となり、同14(1586)年には鷹狩りの折使用する相良御殿として改造したといわれる。場所は現在の相良中学校グランド辺りではないかといわれている。 (相良の城より)