了泉寺は跡部大炊助の屋敷跡であるとのことで今回立ち寄りました。境内に車を乗り入れてみると少年たちが野球をしていました。最初に彼らに話しを聞いてみたら、住職を呼んでくれました。しかし住職は耳が悪いらしく、ご婦人が外に出てきてくれてお話しをしていただきました。それによると、先代の住職までは加賀美性とのことで、先代も含めてこちらのご住職の方は武田氏の親戚であるとのことでした。彼女らはここに来て既に30年以上になるとのことでしたが、お寺の庭にある祠のところに既に「跡部大井守〜」と書かれた木片があったとのことでした。ここに来たばかりの頃は境内はかなり荒れていたらしく、その後時間をかけて整備をしたとのことでした。あの木片のことについてはそれ以上のことは何も分からないようでした。