根小屋城 |
2013年01月01日 |
本丸
武田信玄の財宝 |
空堀
根小屋城の築城については、上野誌・関東古戦録等に、永禄11(1568)年或いは13年に、武田信玄が山名、鷹の巣の間に新城を築き、信州佐久郡望月の城主望月甚八郎、同じく伴野庄の住人伴野助十郎を入れて守らせたと明らかに記されている。鷹の巣とは現在の寺尾公民館上の御嶽山から登りつめた所の城峯神社のある茶臼山城址のことである。永禄5年箕輪城を落とした信玄は、西上州を手中におさめて、北条氏康、上杉謙信と対峙していた。この城は狼煙台として、新附の倉賀野、木部、和田の諸将を監視するため、守兵は信州の信頼出来る将兵を入れたものである。 |
竪濠
山名城から高崎自然歩道を歩いていくとたどり着くことができます。途中数人の方とも会いました。地元の人々の散歩道になっているようです。尾根伝いに歩いていくと城の搦手門から入っていくことになります。根小屋城の案内板のところから右周りと左周りを選ぶことになりますが、私は左周りルートを選択して行きました。本丸の周囲を空堀と土塁が廻らせてあってその土塁の上を一周歩くことができます。途中、井戸跡や竪濠跡など案内板があり良く整備されています。 |
井戸跡