中山城 |
2012年12月23日 |
中山城跡 |
整備されていて雑草がほとんどなく、郭や堀の形を在りのままに確認することができました。一部畑となっている郭もありましたが、奥から二番目の郭が本丸となっており、上の写真は本丸に登る途中から撮影したものです。本丸は正方形で周囲を土塁で囲まれていました。隣の郭との間はかなり深い堀で隔てられていて驚きました。 |
本丸
中山城跡 |
堀跡
中山古城の西1km、中山盆地中央の比高数mの丘にある。天正10年中山を占領した白井勢はそこに赤見山城守を置いた。北条氏は新城を築き、山城守の工作により、川田、須川、沼田の地侍が多数北条勢に属した。しかし天正14年9月真田昌幸が奪還し、林弾左衛門らを入れた。本丸は方60m、坂虎口が南と西北にあり、高土居を巡らす。二の丸は帯郭状に本丸の三方を囲み、幅15〜25m、東・西・南の三部分に分かれ、本丸との間の空堀は深さ6mに及ぶ。三の丸は二の丸の西北から南までを包み、南部は広い。その南の堀切を隔てた外郭は方150m、土橋で三の丸へ続く。西の帯郭は三の丸より5m低く、南半外縁には土居がある。三の丸・二の丸の北には空堀を隔てて狭い帯郭が付き、さらに西北に北郭が構えられている。
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