長野県箕輪町
古式部城は、ここから西方に伸びる山道を200mほど登った峰の頂上に位置している。東方から連続する山々から西方に伸びる峰の突出した高台にあり、箕輪町 北小河内と辰野町樋口との境界にあたる。また標高は1120mを測る。城には北西に長さ36m、幅6〜21mあまりの細長い平坦状の主郭があり、その南東部に1条の堀切がある。主郭の下段にはそれを囲むように2段の腰曲輪が築かれている。 この城は古くは平安時代に小笠原氏によって築かれた狼煙台であると伝えられ、その後、戦国時代に武田氏の信濃侵攻時の狼煙台として用いられたと言われている。 この城から南に目をい向けると、木々の間から遠く伊那谷を望むことができる。 (看板資料より)
主郭
古式部城山への林道が存在し、ほぼ城の主郭まで車で行くことができました。しかし道路はかなり狭くて急な坂道なので注意が必要です。 車を置いて最後の200mほどは歩いて主郭に到着できました。 主郭には城を古式部城であることを示す杭と石碑、それに伊那谷を望むベンチも置いてありました。しかし木があって眺望はあまり良くありません。
主郭周辺の堀跡
→寺山砦 →旧富士浅間神社跡 →尼寺遺跡