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長野県上田市

角間渓谷

2003年11月
03日

角間渓谷案内
信濃耶馬渓とも呼ばれるこの渓谷は旧角間火山に烏帽子岳(2065米)が噴出して、火口を押しせばめてできた大渓谷である。旧火山の集塊岩に新たに噴出した角閃安山岩等が迫って多年の浸蝕作用で巧みな造形の美を極めている。自然環境も大変良く、かもしか・野猿・小鳥・昆虫・高山植物等の宝庫でもある。昭和61年には森林浴の森日本百選に選ばれた。
(看板資料より)

猿飛佐助修行の地
角間渓谷遊歩道の図

奇岩怪石
角間渓谷には長さ20米に及ぶ天狗の欄干橋をはじめ鬼が城、男石、百間長屋、猿飛岩、鬼の門、獅子の牢、鞍外しの岩等、奇岩怪石が多い。
(看板資料より)

角間温泉
渓谷には天然ガスの噴出や温泉の湧出が各所にみられるが、観音の霊力によって湧き出たと言われる。この温泉は特に胃腸病、心臓病に卓効があり、親鸞上人の室恵信尼公療養のところとして知られている。
(看板資料より)

鞍外しの岩 

麓には岩屋観音とは別方向に鬼が城というところがある案内図があります。近所の旅館でそちらに向かう遊歩道について聞いてみましたが分からないとのことでしたので岩屋観音方面の遊歩道に向かいました。遊歩道は岩屋観音から登る入口と更に奥の方から登る入口がありますが奥のほうから登り始めました。登りきったところに鞍外しの岩があり、右に進むと展望台があり、左に進むと猿飛佐助が修行した岩を経由して岩屋観音にぬけることができます。
しかしこの日は猿飛佐助の修行した岩から道を間違えてしまって上の方に登っていってしまい大変なことになってしまいました。道が分からなくなったら引き返す勇気が必要であることを実感しました。

猿飛岩

その昔、真田十勇士の一人猿飛佐助が技の修得に励んだと伝えられている岩です。真田十勇士は猿飛佐助、霧隠才蔵、海野六郎、穴山小助 、由利鎌之助、根津甚八、望月六郎、筧十蔵、三好晴海入道、三好伊三入道らのことですが根津、望月、海野などの苗字は真田に縁あるものですし、穴山なども武田氏にかかわるものですね。


岩屋観音

渓谷中の大小洞窟は、縄文期の住居跡であるが、中でも最大の岩屋洞窟は、巨魁毘邪王の棲で四道将軍「坂上田村麻呂」が討伐に向かったが賊は妖術に長じ霧にかくれ飛猿の如くすばしこく、討つことができなかった。将軍は隣町の霊験あらたかな馬頭観世音に祈り術を封じてようやく仕止めた。よってこの岩屋に堂宇を建て観音を奉安した時をもって大同元年と伝う。
(看板資料より)

岩屋観音への参道

 
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