石積出し(二番堤) |
2014年07月20日 |
御勅使川は、甲府盆地西側の巨摩産地に源を発し、侵食力の極めて大きな河川です。この御勅使川の氾濫によって、白根町(現南アルプス市)駒場を扇頂として、東西7.5km、南北10kmにも及ぶ日本屈指の大扇状地である御勅使川扇状地が形成されました。この御勅使川は平素は僅かの水流をとどめているにすぎませんが、降雨の際は大洪水の出る川で古くは平安時代、時の天皇淳和天皇が勅使を下向せしめ安全を祈願したという伝説も残っています。 |
2005年01月09日 |
御勅使川は、甲府盆地西側の巨摩産地に源を発し、侵食力の極めて大きな河川です。この御勅使川の氾濫によって、白根町(現南アルプス市)駒場を扇頂として、東西7.5km、南北10kmにも及ぶ日本屈指の大扇状地である御勅使川扇状地が形成されました。この御勅使川は平素は僅かの水流をとどめているにすぎませんが、降雨の際は大洪水の出る川で古くは平安時代、時の天皇淳和天皇が勅使を下向せしめ安全を祈願したという伝説も残っています。 案内板には「白根町の有野に石積出しを築いて御勅使川の流れを北にまわし…」とありますが、多分有野ではなくて駒場だと思います。有野には将棋頭があります。御勅使川をどんどん上流に向って進むと、「扇頂将棋頭・石積出し」という立派な看板が出てくるので場所はすぐに分かると思います。思ったほど上流ではありませんでした。橋を渡らずに公民館を過ぎてすぐ左折すると公民館の裏に石積出しがあります。大きな説明版もありました。ここで見れるのは二番堤というものらしく、要するに上流から数えて2番目のものらしいのですが、今回はその二番堤が雪で覆われてしまっていて真っ白な土手の写真になってしまいました。 →将棋頭(白根将棋頭)
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