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静岡県森町

飯田

 
2012年02月19日

築城の年代は定かではないが応永の初め頃、天方城主の山内対馬守が武略をもって飯田の荘を取り、この地に城を築いてここに移り天方城は弟の山城守に譲った。
永禄年代、対馬守の子孫、通泰の代に徳川家康に攻められ主従ことごとく討死して廃城となった。
この城は落城まで170余年間遠近に武威を振るった。対馬守は道美と号して文武両道を極め、ことに如仲禅師について禅を修め、応永8年飯田山崇信寺を建立した。
(看板資料より)

飯田城 調査図


 
2001年10月07日

時間に余裕がありそうなので飯田城に寄ることにしました。天方城から少し南下したところで通りがかりのおばちゃんに場所を聞いたら親切に教えてくれた。崇信寺というお寺の南側にあるとのことでした。ここは天方城よりもっと分かりづらいので現地で場所を聞くことをお勧めします。公民館の駐車場に車を止めとりあえず崇信寺というお寺を探すことにしました。公民館の横の坂を登り、左側に墓地があったのでいってみましたが特に何もなし。戻ってきて右側の道を進んでいったら崇信寺を発見することができました。ここのおばちゃんにお寺をことやお城の場所を聞くことができました。
このお寺に飯田城主山内氏の墓があるとのことだったので少し立ち寄り、その後城跡に向かいました。飯田城跡はこの崇信寺の門から出てまっすぐ茶畑の中を進んでいけば着くそうです。途中道に迷いそうになりましたが農家の方に教えてもらいながらなんとかたどり着くことができました。案内板のあったところへはちゃんとした道などなく、茶畑の中を歩いていかないといけません。案内板で城跡全体の構造を確認して大手門の方から山を下ってみることにしました。下りついたところは人の家の畑のようなところでしたが車を止めた公民館のすぐ近くでした。
今回の山城の共通点でもあるのですが、どこへ行っても茶畑と蜘蛛の巣があります。特に蜘蛛の巣対策として棒のようなものを持ち歩くことをお勧めします。

 

 
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