←前のページ トップページ↑ 次のページ→

埼玉県秩父市

秩父神社

2013年01月04日

未だ群雄割拠の戦国時代、当社は甲斐の武田信玄公の手により、永禄12(1569)年に焼失の後、徳川家康公の力により現在のご社殿が再建されました。
家康公は、寅の年、寅の日、寅の刻生まれということで、虎にまつわる物語が少なくありません。それにちなんでか、当社の拝殿前は四面にわたってすべて虎の彫り物が施されています。
特に拝殿正面より2つめの、子虎とたわむれる親虎の彫刻は、名工左甚五郎が家康公の威厳とご祭神を守護する神使として彫刻したものと伝えられています。当時の狩野派では、虎の群れの中に必ず一匹の豹を描くことが定法とされていたことから、母虎があえて豹として描かれているのが特徴的です。
いずれにいたしましても、子育てにちなんだ虎の逸話は数多く、皆様のお子様の健やかなご成長を祈り、親の心得を添えてご案内申し上げます。
親の心得
赤子には肌を離すな 幼児には手を離すな
子供には眼を離すな 若者には心を離すな
(看板資料より)

 

 
←前のページ トップページ↑ 次のページ→