出会い |
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西安をすぎて6時間。だんだん外の景色が変わってきた。ハゲ岩山である。そして12:40には天水に到着。体が汚くなってきた。頭もかゆい。だんだん油をつけたみたいな頭になってくる。今日はまた朝から食堂車へは行っていないが西安で買ったパンと石家荘で買ったジュースだけが頼りである。それにあまり腹も減らないし、まぁ大丈夫だろう。14:50ころから雨が降り始めてきた。子供連れの人たちも最初はウルムチまで行くのかと思っていたら、蘭州で降りてしまうそうだ。蘭州には18時には着いてしまうので会話集を見つつ写真を撮らせてもらうことにした。パチリ!そしてハゲ老人の住所も聞く。焦さんというらしい。日本から手紙を書かねば! そしてとうとう蘭州である。この子供は最後までじゃれついていたがかわいい子であった。18:54蘭州到着。みんな降りてしまった。 |
これでこのコンパートメントも私と周さんで2人でゆったりできると思いつつ。。女の人が2人入ってきた。どうも香港の人らしい。仲間が他の部屋にもいるこの人たちが来て私の火車内生活は一変した。英語が通じるのだ。おまけに中国語も。従って周さんと間接的に会話が出来るのだ。それにメシの食い方も教えてくれるし、弁当は買えるし、おまけに食堂車へ行ってトマトが入ったソバを食べることができた。うれしい。やっと飯らしい飯が食える。この2人の香港娘がトランプをやり始めた。そこへ周老人が何やら言っている。そして3人で始めた。何やら昔やったことのあるようなゲームである。そこで私も入れてもらう。 (寝る前にビールを飲もうとして缶をあけるとドバーッと中身が噴出してしまい恥をかく。饒さんがモップでふいてくれた。)
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