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北京公園めぐり

 

<3日目>1988年7月23日(土) 普通 雨→曇り→少々晴 

7時起床。7時15分2度目のクソが出る。外は曇りで今日はあまり良い天気ではなさそうだ。8時頃3度目がクソが下痢。腹の調子が悪い。昨日水を飲みすぎてしまったのがたたったのか? 今日は朝食を食べるのをやめた。
9時になったので隣の麗都ホテル内のCITSへオプショナルツアーの申し込みをしにいく。窓口には中国人のおばさんがいて電話ばかりしていてなかなか話せない。ヘリコプターツアーがいいと思っていたが結局90元のバスツアーだ。去年と同じであるが去年は雨だったので今年は晴れればよいなあ。 
ヤンシャンホテルの部屋に戻ってきてからすぐに外へ出てタクシーに乗る。北海公園と告げて車は進む。北京の町中に入ってきたら景山公園の近くで雨が降ってきてしまった。雷もなっている。と、運転手は景山公園の西の道で車を止めて1人で店に行ってしまった。傘を買いに行ったらしいが、無かったようだ。
9時20分頃には北海公園について入場券の売場を教えてもらい5分(ぶ)で買い中に入る。雨はますますひどくなり中国人達は雨宿りしている。入るとすぐに池があって蓮だか何だか分からないが池に浮かんでいる。そこを通り過ぎて橋の前に来ると白い塔が見える。ここで写真を撮り橋を渡る。奥の方ではみんなが雨宿りをしていて混んでいるので橋を渡って右の方に進む。ゴツゴツした石があり、そこからもとの入口まで引き返した。入口のところから今度は右側の道を進みさっきの橋の反対方向へ来てまた橋を渡り中の島へ行く。ここの島はまわりが池で囲まれていて中央に白い塔があるのである。・・・・ 

またタクシーに乗る。はじめは鼓楼へ行こうと思っていたがこの雨で写真も撮れないだろうと思い、孫文の奥さんだった宋慶齢の故居へ行ってもらうことにした。ここは入場料が1元もした。外国人料金なのだろうか。博物館らしき建物の中に入るが、みんな中国人で他の外国人が見あたらない。さっきの北海公園もそうだった。
中には宋慶齢が日本にいたときの文章なんかがあって漢字と片仮名で書いてあった。孫文との結婚の協定書である。建物を出ると池があったが水が無かった。 
次に北京動物園に行くことにした。今日のタクシーの運転手は少し太った人で松田聖子のテープを持っていて車内で聞かせてくれた。動物園には車ごと入ってしまい運転手が入場券を買ってくれたらしい。
車を降りてすぐに熊猫館という建物があり、入ってみるとパンダがいた。みんなひっくり返って寝ていた。パンダは1日18時間位寝るらしく、朝早く行った方が良いらしい。パンダの隣にはアライグマみたいなのがいたが外で雨にさらされている。そこから左奥に入っていくが、なかなか動物が見あたらない。しばらく歩いてやっとシマウマとキリンを見つけた。猿が見たかったがやめて反対方向へ行く。結局あまり動物らしい動物を見かけないまま出口まで来てしまった。今日は雨だというのに人が多い。みんな水たまりなんか平気でビシャビシャ歩いている。ここでも外国人は一人も見つけることができなかったが、外へ出てから2、3人のグループが動物園に入って行くところを見かけた。

12時になったが昼飯もぬきと決定して先に進む。最初の予定では北京大学、円明園遺址と行くはずだったが雨が降っているのでやめた。大観園に行くことにして運転してもらう。今度は山口百恵の歌が流れてきた。
大観園についた頃には雨もやみ、やっと写真が撮れる天気となった。入場券を買おうとするが何故だか売ってくれない。多分人民元で払え!とのことだろうが、私は兌換券しか持っていない。結局は売ってくれた。物語か何かの舞台になったところらしくなかなかの所だ。

左周りに一周した。途中でジュースと中国煙草を一つ買い、外に出たのが1時。そろそろ疲れてきたので後は天安門へ行ってホテルへ帰ろうと思ったのだが、天安門へ行かずタクシーは変なところで止まってしまう。多分そこの建物から天安門を見ろ!と言ったのだと思いその建物に行ってみるが只のお土産屋で何も見えない。首をかしげてタクシーに戻ってくるが、運転手はニコニコしていてさっぱり分からん。
車の中で地図を開きここの場所を尋ねると紙に琉璃・・・と書いてくれたが場所は天安門の南西で近い。多分この建物から見えるのかもしれないが、方向がよく分からず結局見えなかった。次に天安門広場まで車は来た。天安門の写真を車から撮ったし、去年も来たから次に行く場所を紙に書いたが、通じずにPに止まってしまった。しかたなくおりて広場までいって写真を撮ってきた。天安門には登らなかった。Pに帰ってくると運転手が車のボンネットを開けて何やらしている。さっき走っているときに湯気が出てたからこれはまずいと思ったがすぐにのせてくれた。雍和宮へ行こうと思っていたが車も危なそうだしひとまずヤンシャンホテルに帰ることにした。
出発する前に運転手が「明日は万里長城へ行きますか」と紙に書いて見せてくれたが、もうオプションで予約してしまっているので断った。ホテルに着くと料金は120元。5時間走って4千円ちょっとだから安い。しかし運転手は1ヶ月分位の料金をもらったのだから、明日万里長城・・・というのもよく分かる。
お金を払った後「さよなら」と日本語で言ってくれた。ホテルに着いたのは2時15分。部屋へ入って休息、休息。 漢楚戦を読んでしばらくボーッとした後5時〜風呂に入る。
出てきてからテレビをつけてみるとマンガをやっていた。6時になったので昨日いわれていたフロントに来い!という言葉に従い行ってみた。「昨日ここへこいと言われたんですけど」といったら、この女の人分かったようで、チェックアウトは23日から26日に変更できるらしい。これでひとまず安心。
フロントの向いのトイレに行ってションベンが終ると変なおじさんがいて「ニーハオ」といったのでこちらも「ニーハオ」。水は出してくれるわ、温風機までつけてくれて手を乾かしてくれて凄く親切な老人がいた。
その後21日に最初に入ったコーヒーショップへ入ってコーヒーとお菓子(パンの甘いやつで日本にもあるが名称が分からない)2つを食べつつ、煙草を吸いつつ、何故か東京の地下鉄路線図を見る。
6時30分になってそこを出て2階のお土産屋をぶらつく。扇子(武則天扇子)もあったがお土産は帰るときに北京で買えばよいのでただ見るだけ。店の人もいないのかと思っていると、下に座っていた。ここで一見日本人風青年がいたが無視した。続いて3階にいく。3階も同じ様なものが売っていたが、Tシャツがあったので行ってみた。店の人が中国の老人で「トゥォシャオチェン」と値段を聞くと7元だそうだ。しかし買わずに奥へ進む。老人は「Japaneses?」と何と英語を話した。びっくりした。「yes」、「Can you speak English?」と聞くと「yes」だそうだ。西欧人の客が多いから英語が分からないとやっていけないのだろう。しかしもうひとりの女の老人はちょっと英語が分かるみたいだが中国語しか話さなかった。
更に奥に行くと今度は若い青年?が店番でしきりに私に101を勧める。毛の薄い私は心引かれるがこんなものは買っていられない。しかし、「It's very famous in Japan!」と言ってやった。またさっきの老人のところへ戻ってきて兵馬桶の人形を見ていると老人はその人形を出してきて見せてくれる。しかしさっきと同様、買う気は無い。が人形の横に黒のバックに奇麗な絵の描かれている何やら茶を入れるもののようなものがあったので「What is this?」と聞くと、英語ではよく分からないらしく紙に「漆40元」と書いてくれた。漆はどうでもよいので「How do I use?」と聞くと、「タバコ」と言った。 なるほどこれはタバコセットなのであった。小さい壷みたいなやつは老人が歯を見せて、楊枝入れであることを教えてくれたし、丸いものは灰皿で何やら挟むやつはマッチ箱を挟むらしい。しかしこれも荷物になるので買わない。またこっちの店にも101が売っていたので値段を聞いてみる(男の老人は何処かへ行ってしまった)と、150元。しかし書き直してなんと250元もするのだ。中国はこの101で随分外貨を得たらしいが、私は250元も払って買う気にはなれなかった。
最後に万里長城のTシャツを買おうとするが見本だけで、没有!といわれてしまった。そのまま部屋に帰る。7時。 7時だというのに明るい。実際いつも9時頃にならないと真っ暗にならないのだ。夏は日本と時差がないのだがどうも調子がおかしい。 ちょっと書き忘れたが大観園で買った中国煙草「チェンバイシェン」は火のつきが悪く(どうも湿気ているらしい)日本にもある中南海に味がそっくりである。
今、天気予報をやっているが明日の北京は雨らしい。困った。また長城見学は雨になってしまうのだろうか?ウルムチは最高気温18℃しかないらしい・・・ テレビを見ていて、8時10分頃急に電話が来る。何だか英語で言っているが「ロビー」しか分からないが、多分ロビーに来いというのだろう。何事が起きたのだろうか?・・・行ってみると、金を払えという・「I have already payed in Japan」といったが、実はチェックアウト延期分の支払であった。しめて480元払った。合計してみると最初の2日分は日本で1万7千円払い、今延期分の480元=1万7千円位で、3万4千円。5泊だから1泊7千円弱だ。思っていたより安い。
金を支払った後フロントの横の昨日ビールを買ったところでオレンジジュースを買い、部屋に戻った。戻ってから計算が少しおかしいと思って再びフロントへ行こうとするが、そこでさっき買ったジュースをもってくるのを忘れたことに気付く。フロントへ行ってまずジュースをもらって、26日は夜までいることになるのかと尋ねたが、26日の正午チェックアウトだそうだ。・・・ 8時45分になったがやっと外が暗くなってきた。今日は結局何も食べずに終りそうだ。口に入れたものは、煙草と大観園のジュースと今ここにあるジュースのみ。これで下痢も治るであろう。別に空腹感は無い。 
9時ちょっと前、中庭が奇麗なので写真を撮りに行く。ついでに外に出てイェンシャンホテルの夜景も撮って戻ってくるが蚊にさされてしまった。かゆい。9時30分にはノックがあり、あけてみると大谷氏にかけた電話代の請求であった。この男ズカズカ部屋に入ってきたが日本語が少々話せるようだ。用心して金目のものを確かめてみた。OK!電話代は48元もした。高い!

 

 
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