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暇つぶし


<16日目>1988年8月5日

8:30起床。クソをするが水が流れない。まだ外は真っ暗である。10:30ころ部屋を出て3人でメシを食う。トースト、ジュースであるがトーストといってもカシュガルのパン(ナン)である。その後3人で民航へ行く。この2人がわざわざ付き合ってくれる。8月7日の飛行機の券を買おうとするが8月11日の券しかないらしい。しかたなく買おうとするがパスポートはホテルに預けてあるのだ。しかたなく予約ということにしておいて彼らのトルファン行きのバスのチケットを買うためにバスターミナルへ行く。彼らは買えたようだ。一番前の1,2の席だそうである。兌換券だった。その後私はパスポートを取りにホテルに戻ったので2人と別れる。パスポートをもらって再び民航へ行きやっと8月11日のチケットが買えた。これでカシュガルに1週間もいなければならなくなってしまった。どうすんじゃ!話によると日本の団体客が入ったそうだ。まことにけしからん。これでウルムチで予約した列車のチケットがパァになってしまったではないか。370元もしたのに!
それからホテルに戻ってきて14時にコーヒーショップで昼食(チャーハン、ジュース)を食べ、隣に日本人女性2人と留学生がいたのでベラベラと話をする。女性の1人は広州でスリにあったそうだ。彼女らは明日飛行機でウルムチへ行くとのこと。チケットは昨日買えたそうだ。1日遅れで私は駄目になってしまったのだ。2人とも東京の人だ留学生の人は中山大学の人でなんと千葉県の人だそうだ。日本の大学を休学して中国へ来ているらしい。中国語ペラペラである。そのうちS氏、Y氏らも来てメロンを食ったりスイカを食ったりして17時ころまで過ごす。
19時に部屋を出て、留学生、私、Y氏、S氏の4人で老ホテルの向かいの食堂でメシを食う。チャーハン大盛り1元である。
ロビーへ戻り絵葉書を買っていると、フロントになんとトルファンで一緒だったあのアメリカ人達がいるではないか! リンダさんがパスポートを無くしてしまったそうだが大丈夫だろうか?
部屋に戻り、タバコを買いに外へ行ってKENTを買ってコーヒーショップに来たらリンダさんたちがいたので一緒に座ってお話する。彼らはウルムチから飛行機で来て今日カシュガルに到着したらしい。25人部屋のドミトリーでどうやら泊まれたらしいがパスポートはまだ行方不明。隣に昨日の日本人老夫婦(中年)がいた。彼らも飛行機のチケットが11日になってしまったらしく時間つぶしのためタシクルガンへ行くらしい。その後部屋に戻り風呂に入ってからさっき買った絵葉書に手紙を書く。
その後またS氏とコーヒーショップへ行きワインとヤキソバを食べ、2時に部屋に戻り寝る。

 

 
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