<14日目>1988年8月3日 晴れ→くもり 一時雨
7:30ころ起床。明るくなってくると外はどうもいい天気らしい。今日の天池行きが楽しみである。10時まで暇なのでついタバコを多く吸ってしまう。マイルドセブンもあと1箱しかない。これは大事にとっておかねばならない。9:40部屋を出てホテルの写真を撮る。今日は天気がいいのできれいに撮れるだろう。そして売店でコーラを買ってみんなが来るのを待つ。
中年の人達が来て青年が来た。少し待つがなかなか出発しない。外に出てまた少し待つ。。。
その後人民元の場合は30%増しなのであと15元払えときた。しかしねばって10元にする。OKだ!タクシーはトヨタのクラウンである。フロントガラスはトルファンのときと同じでひび割れがあるが私は前に座らせてもらい快適である。結局10:30ころ出発する。ウルムチ市内を北に進み一気に町を出る。北へ北へと進む。景色は砂漠になってきた。遠く右の方に天山山脈、ボコタ峰がかすかにかすれて見える。あそこまで行くのかと思うと気が遠くなってしまう。途中踏切を渡って東へ向う。一面何も無く、川が見えてくる。去年ここを通ったことを思い出す。そしてゲートを越えて道は登りが急になり、2つ目のゲートを越えて(ここで入場料を払う)更に急な道をくねくねと登り、天池駐車場到着と思いきや、ここは休憩所で、まずスイカをもらって食べる。そしてドライバーの話によるとここから更に1時間ほど走って更に上へ行くという。これはいい。去年はここからちょっと先までしか行かなかったのだ。そしてタクシーは進むが、すぐに到着。なんと去年来た所と同じである。14時から昼食を食べるとのことだった。まだ13:20くらいなので、この青年(T氏)と馬に乗りに行った。駐車場からずっと上まで登っていく。馬に乗れ!という人を見つけ乗ることにした。と、私の馬は急に暴れだし私は腰からモロに落ちてしまう。落馬である。一瞬動けなくなってしまう。乗るときに荷物が馬の首に当たってしまい馬が驚いたのだ。あ〜腰が痛い。砂だらけである。カメラは大丈夫そうで、メガネも外れたがまぁ大丈夫である。T氏が心配してくれてほこりをはたいてくれた。まぁ大丈夫であろう。
再び馬に乗る。今度は荷物を持ってもらって乗る。成功。荷物は持ってもらっていたがチャックは壊れているしカメラも心配だったので引き取る。今度は馬に当てないように気を使いつつ、馬は上へ上へと登っていく。が14時までに食堂に行かねばならなかったので途中で引き返す。10元である。
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