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わたくしバス


<12日目>1988年8月1日

5:15起床。歯をみがき荷物整理をする。まだ外は真っ暗である。
7:30にホテルの入口で待ち合わせなので7:00ごろ部屋を出る。カギを服務員に渡そうとすると、部屋のチェックで中に入ってくる。どうも湯飲み茶碗が1個足りないらしい。そういえば2日目にロビーへもっていってジュースを飲んだっきりだった。2.8元払わされる。そしてレセプションへ行ってカードを返却する。
7:30ホテルを出る。まだ暗いが入口には外人(西欧人)さんたちとドンキー小僧がいる。昨日の彼もいた。ドンキーに乗る。ライターをくれ!としつこい野郎だ。
途中から赤い「わたくしバス」の登場である。彼の兄が運転するらしい。7:30には予定通り出発する。「ウルムチビンカン!」と行き先を告げていざ出発。なるほど早いし快適である。今日は早く起きたので眠い。うつらうつらして少し寝てしまう。道はだんだん山の中に入っていく。隣には川が流れている。山を走り抜けると目前に雪をかぶった天山山脈が見えてきた。車を止めてもらって写真を撮る。それから湖が見え、鉄道の線路が見えてきた。これは北京−ウルムチの線路である。これに沿ってずーっと進み、草原が広がり(天山牧場)、10:30すぎころにはウルムチの町の中に入ってきた。車が停車した所はなんと中国民航である。ウルムチ賓館ではない。しかたなしに中に入って行くと日本人発見。カシュガルまでの航空券を買うらしい。ナントナント毎日飛んでいるとのこと。墜落情報はデマだったのだ。あの野郎!
8/4発の航空券を買った。この2人の日本人達と一緒の便である。よしよし。隣のカナダの女性もカシュガルまでの券を買うらしい。彼女は先生で日本に住んでいるという。芦屋だそうだ。
CAACを出てタクシーに乗り、火車の駅へ行ってもらうがどうもまだ切符は買えないらしい。ここでも明日上海へ出発する日本人に会う。CITSへ行った方がよい!と教えてくれた。タクシーはウルムチ賓館へ行く。8/4までの代金は200元。払って部屋に入る。。。。しばらく部屋にいる。風呂にも入る。
午後外へ出てみた。道が分からなくなるのでホテルからひたすら一本道を進む。腹が減ったのでなんか食いたい。1つ目の角ではシシカバブーがあった。更に進んで道路の向かいになにやらレストラン風の建物があって行ってみるが食料品屋である。駄目!
更に進む。何やら百貨店らしい。入ってみると食堂である。良かった。一安心である。メニューを渡されたので2つ注文するが何やら中国語で言っている。ゼンゼン分からない。困っていると隣の人が英語で助けてくれた。米飯は食べますか?とのことだったそうだ。この人は香港人で1人で来ているらしい。「天池へ行きましたか?」というので「去年行きました!」と言ったのだが通じない。この香港人は英語がベラベラではないらしい。「アルタイは素晴らしいところだ!」と教えてくれた。彼は香港から広州、西安、蘭州、西寧、柳園、ウルムチと来たそうで、これから成都、重慶、長江、広州と行くらしい。
彼が出て行った後、昼飯を食べる。イカとクラゲが臭かったが、もう1つの方はうまかった。食堂を出てホテルへ戻る途中、アイスクリームを買う。5角。アイスを食いつつホテルへ向う。チェンジマネーがやたらとうるさい。町を見て思うのだが去年来たときとイメージが全然違う。こんなに近代的な都市だっただろうか? やっぱりツアーと個人では同じ場所でも全然異なって見えるのだなぁ! ウルムチ再発見である。
部屋に戻ってきて腹が痛くなる。アイスがまずかったのか?ウンコをするが水が流れない。結局流れたが少々壊れているようだ。その後1時間くらい寝る。起きるとホテルの服務員がいる。お湯を持ってきてくれたらしい。19時ころ再び外へ出かけようとするが出口でなんとトルファンで相部屋だった山口氏と会う。飛行機が取れたことを告げると彼は驚いていた。彼は明日バスでカシュガルへ向うそうだ。さっき見たシシカバブー屋へ行ってシシカバブーを食べる。夜めし代わりだ。このおじさん30本近くも焼いてくれた。しかし肉が小さいのでちょうどいい量だろう。うまい! 

香港人らしいグループが隣に来たが何も話さなかった。料金は4元。外貨券で払うと隣のウイグル人がハロー!チェンジマネーである。無視してホテルへ戻って売店へ行く。トルファンTシャツが売っている。それにウルムチマップを発見。早速ビールとともに買う。ここの売店の人は少し日本語がわかるらしい。それに少し日本語を話す西欧人もビールを買っていった。「これ、うまい!」そうだ。青島ビールである。20時ころ部屋に戻る。

 

 
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