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山梨県南部町

白鳥山砦

2013年12月22日

狼煙台跡
甲斐国志(1814)によれば「白鳥の砦」の條に「永禄12(1569)年信玄駿州攻撃ノ時此ノ山ニ物見ヲ架ス」とあって、山中には陣場・鞍掛・馬ノ背・太鼓打場・千駄窪等の地名がある。
又、天保12(1841)年にできた「駿国雑誌」にも白鳥山城として、「庵原郡内房村ニアリ、今廃セリ(中略)今猶城跡有リ」と記されている。
狼煙台は、戦国時代武田流戦術の一つとして駿河の情勢を白鳥山を基点として、府中(甲府市)つつじヶ崎の居城まで狼煙で連絡する場所として設置された。周囲を土塁でめぐらせ戦後しばらくまであった。
(看板資料より)



2008年01月03日

狼煙台跡
甲斐国志(1814)によれば「白鳥の砦」の條に「永禄12(1569)年信玄駿州攻撃ノ時此ノ山ニ物見ヲ架ス」とあって、山中には陣場・鞍掛・馬ノ背・太鼓打場・千駄窪等の地名がある。
又、天保12(1841)年にできた「駿国雑誌」にも白鳥山城として、「庵原郡内房村ニアリ、今廃セリ(中略)今猶城跡有リ」と記されている。
狼煙台は、戦国時代武田流戦術の一つとして駿河の情勢を白鳥山を基点として、府中(甲府市)つつじヶ崎の居城まで狼煙で連絡する場所として設置された。周囲を土塁でめぐらせ戦後しばらくまであった。
(看板資料より)

富士山

山梨県と静岡県の県境の白鳥山というところに砦跡があるとのことでしたので立ち寄ってみました。行き方がよく分からなかったのですが、とりあえず白鳥山森林公園をめざしました。現地周辺まで行ってみると、白鳥山森林公園への案内板が出ているので難なく駐車場まで行くことができると思います。白鳥山砦に行くには駐車場から少し戻ったところから山頂を目指すことになります。富士山を見下ろすコースと書かれています。10分もかからずに山頂まで行くことができます。中山砦と同様に展望台がありましたがこれには登りませんでした。それより驚いたのは奥のほうに行ってみるとなんと雄大な富士山の景色が現れました。素晴らしい景色です。足柄城からの富士山を思い出しました。それに富士川沿いの谷もよく見ることができました。砦とともに狼煙台になっていたことがよく分かりました。これなら軍勢の動きが手にとるように分かってしまいますね。

山頂からの富士山
富士山全景の山麓から駿河湾までを見下ろすことのできる全国屈指の場所である。
(看板資料より)

狼煙台跡
全国統一を目指す武田信玄は、情報伝達の一つとして、煙により府中(甲府)まで戦況を知らせるシステムを各地の城山に築きその拠点となったのがこの地である。
(看板資料より)

白鳥山砦の地名
甲斐国志に言う、物見施設である「陣場」「鞍掛」「馬ノ背」「太鼓打場」等の所在場所は現在も不明である。
(看板資料より)

 

 
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