仙蔵城 |
2013年01月13日 |
内山城は中世の山城で、仙蔵城(要害)や千道の要害と呼ばれました。城は四万と沢渡の分岐地点東、崖上の尾根にあり、守り堅固な天然の要害で、嵩山城の外郭として重要な砦でした。当地が追手で、本丸最高地点まで比高は約150mです。城は尾根式並郭構えで、尾根中央の大堀切で南北に二分され、本丸は北郭にありました。随所に段状の曲輪や堀切などの遺構があり、往時をしのべます。 |
中世の中之条地区から吾妻奥地を経て信濃に向かう道は、沢渡・暮坂越えが本道であった。その山田川を越える地点を扼して築かれたのがこの城である。 |
堀切
遊歩道が整備されており尾根までの道は分かりやすい。しかし高低差はかなりあるため体力を要する。郭部分は残念ながら東京電力の鉄塔建設中で立ち入り禁止となっており工事が進んでいた。遊歩道は郭の一段下の部分に整備されており奥まで行くことができた。郭全体的に工事が進められており遺構は破壊される恐れがある。 |