小山城 |
2005年08月27日 |
小山城は浅川扇状地北端の小丘を利用して構築された面積12.046平方メートルの規模を有する武田時代の城である。城の南辺の土塁は一部削平されているが、他は良く遺されている。土塁は底辺が約15メートル、高さ3〜5メートルの規模を有する。土塁北隅の平坦部(東屋がある)は櫓台と考えられ、礎石が現存している。虎口が東にあり、幅約10メートルで脇に石組が遺存している。堀は、北辺は天川の急崖となり、東辺で約8メートル、西南辺で約15メートルの幅である。また、土塁北10メートルのところに物見塚といわれる通称「ごんばち塚」がある。 |
虎口
小山城の場所は分かりにくかったです。城跡の中心部を中心として老人ホームの点対称の位置に虎口がありますのでそちらの方向に向って狭い道をどんどん進んでいくとそのうちたどり着けます。ちょうど公園のような感じになっていて中央の広場の周辺は土塁になっていて土塁の上は歩けるところもありました。奥の方には展望台のようなところがあって甲府盆地を見渡すことができました。この日はあまり天気が良くなかったので展望はいまいちでした。案内看板に記載されている通り中央部の広場は掘削されてしまって当時の地形ではなくなっているのかもしれませんが、思ったより大きな規模でした。 |