北熊井城 |
2014年05月24日 |
形式 |
本城 虎口跡
本城 |
本城全景
天空一本桜
この城跡は約460年前武田信玄によって改築されたといわれています。昭和51年にサクラ約30本が植えられましたがその後なぜかこの桜1本だけが風雪に耐えて天空に大きく伸び区民の語らいの場所となっています。 |
本城
空堀跡
西門跡
五輪様
熊井城主と思われる古い五輪塔が2基と宝篋印塔を村人は五輪様と呼んでいます。 |
中の城
北熊井城全景
その他の郭 土塁 水の手 |
2007年03月11日 |
今回、松本、塩尻方面に来たので周辺の地図を見ていて偶然発見したのが北熊井城でした。しかしなかなか場所が分からず、お店があったのでそこで聞いてみました。するとなんとこの前日に地元の歴史研究会(熊井の歴史を語る会)で北熊井城の現地見学勉強会があり、このお店のおじさんが会長を務めているとのことでした。前日の様子はこの日の新聞でも取りあげられたそうで記事を見せてもらいました。 |
空掘跡
その方が直々に現地を案内してくれるとのことでしたのでお言葉に甘えて案内してもらうことにしました。私の車に乗ってもらって北熊井城まで案内してもらいました。ちょうど新聞に載っていた写真のところに車を止めて空掘りのところで色々なお話を聞かせてもらいました。それによると全体で郭が6つあるとのことでした。築城されたのは1500年頃ではないかとのことであり、小笠原氏の勢力範囲の城であったとのことです。城主は熊井氏(くまいぐんべい)であり、1548年に武田信玄が小笠原長時を攻めた時に数日間でこの城を落としたとのことでした。夏の熱い頃で朝方油断していたので、あっという間に落城してしまったとのことでした。また1552年に武田軍が城の改修を行ったという記録もあるとのことでした。確かに大きな規模の城でした。石碑や案内板は特にありませんでした。 |
北熊井城主のものといわれている墓
また少し離れたところに城主のものと思われる墓があるとのことでしたのでそこにも案内してもらいました。開けたところに小さな墓石が3つ並んでいました。また、近所には城主の家臣の墓と思われるものもありました。
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