勝山城 |
2004年08月14日 |
勝山城は甲府の南に位置しており、武田信虎の時代に今川氏親との戦いの際に舞台となったところである。永正12(1515)年頃、椿城の大井氏が武田信虎に叛いて駿河の今川氏親がこれに呼応して配下の武将を甲斐に侵入させてこの勝山城を占領した。翌永正13年には勝山城の今川勢が甲斐国内で暴れまわり、信虎は敗北して恵林寺に逃げ込んだそうである。更に翌年の永正14年になると小山田氏の活躍もあって富士吉田方面の敵方拠点を攻略すると、その後、勝山城の今川方とも講和を結び、勝山城の今川勢も駿河に撤兵した。 |