群馬県安中市
成就院の由緒について慶安2(1649)年の「上野国碓井郡小日向村成就院由緒之事」には、開基の慶秀が七ヶ寺建立の大願を立て、六ヶ寺建立後の弘和元(1381)年に当寺を建立し、七ヶ寺の大願成就から成就院と名付けたとある。しかし当寺開基慶秀による文和3(1354)年の五輪塔があることから当寺の開創は文和3年以前と考えられる。武田家より発給した文書と徳川家の文書写しを所蔵している。 (西上州の中世より)
本堂