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山梨県甲府市

庄城稲荷大明神

2008年04月05日

庄城稲荷大明神は、約八百年の昔甲斐源氏の祖一条次郎忠頼が、一条の庄小山の地(現、舞鶴城)に館を築いて守護神として祀った社である。忠頼亡きあと、武田時代を経て、上、下の厚い信仰を得て徳川時代となり家康新城をこの地と定め、加藤、浅野両氏により甲府城が完成された。よって庄城神社の一部を稲荷曲輪と命名された。明治維新後も庶民の信仰の念厚くその先達として、地元桜盛会(現、桜北自治会)が明治以来今日迄崇敬してきたものである。不幸にも立派な木造社殿も戦災により消失し、転々として、現在地に遷座したものである。このような経過からみて、1日も早く城内稲荷曲輪跡に移り、甲府城の守護神として崇敬したいものである。
(看板資料より)

 

 
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