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群馬県藤岡市

金山城

2013年01月01日

金山城 登山口

金山城跡
金山(標高326メートル)を天然の要害とした山城で、永享10(1438)年に、長尾忠房が奉公して、上杉憲実のために築かれたものと言われる。平井城の「詰城」に利用されていたと考えられ、「平井詰城」と記載された文献もみられる。
(看板資料より)


物見台遺跡

城域の東部に張り出したこの物見台に櫓を組立て平井詰(金山)と平井城を目指して攻めて来る敵軍を早期に発見し、速やかに味方の上杉軍を有利な地形の迎撃配置に就かせ、尚支城や前衛の砦との連繋作戦の督戦指揮を執るなど、未だ我が国に天守閣の無い中世室町時代に天守閣と同じ役目を果たした重要な物見台遺跡です。
(看板資料より)


清水刻字岩

平井詰(金山)城に勤務した城兵の飲料水など、清水の湧き出す所を示す道しるべ岩です。
(看板資料より)


金山城 本郭

登山道口から登り始めるとすぐに石垣郡があります。これは当時のものなのか、或いは近代整備されたものかは不明でした。ただ至る所に堀切、帯曲輪などの説明の石碑のようなものがある中、この石垣のところには特に説明はありませんでした。その後かなり急な登山道を登っていきます。落ち葉が多いため道が分からなくなりそうになりますが、その都度案内板が上へと誘導してくれて助かります。
物見台の遺構まで登ると後はなだらかな斜面となりました。尾根伝いに進んでいくと本郭にたどり着けます。
更に奥には井戸曲輪や、櫃岩尾根伝いに櫓門、表城門跡の案内があり、途中まで行ってみましたが、その先下っていってしまうためまた登ってくるのが大変そうだったので断念して戻りました。

 

 
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