←前のページ トップページ↑ 次のページ→

京都府京都市

阿弥陀寺


2016年02月21日

蓮台山と号する浄土宗の寺院で、本尊は丈六の阿弥陀如来である。当寺は天文年間(1532〜1554)清玉上人の開創になり、当初は西ノ京蓮台野芝薬師西町(現在の今出川大宮東)に八町四方の境内と塔頭11ヶ寺を構えていた。また当時正親町天皇は清玉上人に深く帰依し、東大寺大仏殿の勧進職を命じるとともに、当寺を勅願所とされた。
清玉上人は織田家と深い親交があり、天正10(1582)年6月2日の本能寺の変の折、本能寺等にかけつけ織田信長、信忠父子及び家臣百有余名の遺骸を当寺に埋葬したといわれる。
本堂には織田信長、信忠父子の木像等が安置され、墓地には信長、信忠や本能寺の変討死衆の墓等がある。京都四十八願寺巡拝の十六番札所でもある当寺は、天正15(1587)年、蓮台野からこの地に移され現在に至っている。
(看板資料より)



織田信長公 本廟所


家臣たちの墓

 

 
←前のページ トップページ↑ 次のページ→