秋葉神社 |
2007年11月24日 |
奥の院と本堂がありました。横の空き地では野球をして遊んでいる親子もいて憩いの場になっているようでした。奥の院は全体が網で囲われていました。本堂は中に入れるようになっていたので参拝しました。どれも常安寺所有と書かれていて墓もありました。常安寺の方にも表の門には秋葉権現と書かれていたし、秋葉神社と常安寺は一体になっているようでした。 秋葉神社算額 秋葉山尺坊大権現 |
秋葉神社奥の院
この建物はすべて欅材で作られており、屋根は一重切妻造で桧皮葺となっています。外側の瓦葺の建物は、この奥の院を守るための鞘堂です。奥の院の腰長押と内法長押との間には厚さ24cmの欅の一枚板をはめ込み、東側には烏天狗の酒宴、南側には大天狗の前で烏天狗と若武者の試合、西側には烏天狗の敗北の図を彫り出しています。また土台から破風に至るまで豪華な彫刻で埋め尽くされています。この彫刻は安政年間に石川安兵衛と熊谷源太郎の二人によって8年間の歳月を費やして彫られたものと伝えられています。石川安兵衛は雲蝶と号し、本名は正照といい、江戸雑司ヶ谷の生まれです。弱冠20才頃にすでに彫刻の奥儀を究めたといわれその後越後に入りました。新潟県を代表する彫刻家であり、各地に作品を残していますが、小出町大浦の開山堂の彫刻など特に有名です。
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