←前のページへ トップページ↑ 次のページへ→

愛知県新城市

百六岩

2014年08月15日

愛知県鳳来町名号の、三輪川を隔てた向かいの山に百六岩というところがあった。
そこに長篠合戦の武田方の落人が、百六人隠れていた。織田方の追及が厳しくて、切腹したり、三輪川の荒神場という淵に飛び込んで死んでしまったりした。
土地の者が死人を探すのに、昼は織田方の目が厳しいから、夜、弓に提灯を結びつけて探した。このことから、名号の「ほうか踊り」では、弓に提灯を結びつけ、とうもろこしの葉を6枚つけて、オサイチと名付け、これを先導に用いるようになった。
(長篠合戦余話より)

周辺を散々探し回りましたが具体的な場所は特定できませんでした。しかし「うめの湯」の道路を挟んだ反対側に住んでいたご老人の話によると「うめの湯」の川を挟んだ反対側の山の中腹にあるとのことでした。山の麓には飯田線が走っていました。

 

 
←前のページへ トップページ↑ 次のページへ→