植栗城 |
2013年01月13日 |
吾妻川南岸崖上にあり、応仁2(1468)年、植栗安芸守の伯母婿柳沢直安が斎藤行弘に襲われてここに逃れた。植栗元吉討伐を命ぜられた斎藤憲次が叛し、大野憲直を滅ぼして岩櫃城主となった時、元吉は憲次に従った。また、植栗安芸守元信は永禄7(1564)年、岩櫃方として真田勢と戦ったが、のち真田に属し、植栗河内は長篠合戦に負傷した。 |
植栗城は植栗氏の城である。その発祥は鎌倉時代まで遡り、江戸幕府の一国一城によって廃された。この間一度も落城していない。 |
植栗安芸守碑