2008年05月04日

高知県香美市にある大法寺観音堂の近くに「武田四郎勝頼墓」があるとのことでまずは香美市役所に向いました。香美市なんて聞いたことがありませんでしたが、土佐山田町、香北町、物部町が合併して香美市となったのだそうです。土佐山田には10年くらい前に仕事で来ていたことがありましたがそのときには武田勝頼の墓のことなど聞いたことはありませんでした。役場で武田勝頼の墓がある大法寺観音堂の場所を尋ねたのですが、ちょうどこの日に日直をされていた方が観光関係の部署の方だったので熱心に対応してくれました。大法寺観音堂の場所は分かったのですが現地に行くには北側からまわり込んで行くしかなさそうで大変そうでした。JR土讃線のしんがい駅をめざし、そこから更に南下していくようでした。場所さえ分かればカーナビで行かれるので安心でした。しかし途中から道路が急に狭くなりました。さすがは四国の道路です。道が狭くてカーブが急なので何度も切り返さなければなりませんでした。そのまま道なりに進んで行ったらいつの間にかJR土讃線しんがい駅に行き着いてしまい行き止まりでした。途中でどこかを曲っていく必要があったのです。戻って行ってみると、さらに狭くて薄暗い道がありました。まさかここに入って行くの？と思うような道路です。しかし道路はこれしかありません。勇気を出して進んで行きなんとか現地に到着できました。

武田勝頼を葬ったといわれる大法寺。今は観音堂などが残る。墓はこの近くにある。
（高知新聞記事より）

→武田四郎勝頼墓