一郷山城 |
2009年09月05日 |
【牛伏山展望台】 |
展望台からの景色
【牛伏山の牛の由来】 |
本丸跡と思われる場所
吉井町の南には平井の金山から国峯の城山にわたる間に、南の山地から分離した標高400-500mの東西に長い峰の山が並ぶ。牛伏山・八束城山・旭岳がそれで、各山頂に山城が築かれている。牛伏山の長峰の東端部にあるのが一郷山城である。この城は多比良城の要害城で、永禄6(1563)年2月、武田信玄は見銘寺の水の手を占領して攻め立てた。七日夜、城兵は大石を落として寺もろとも寄せ手を押し潰したところ、火が出て山を焼き、城も炎に包まれ、城将安部之友以下ことごとく討死して落城したという。
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