長野県伊那市 |
萬里
今日は伊那市高遠町の桂泉院で仁科五郎盛信公の426回忌の慰霊祭及び高遠城址内の藤原神社にて例大祭が行われました。私も仁科盛信公の子孫殿に紹介してもらって参加させて頂くことになり、昨晩から出かけて昨夜は諏訪湖SAで車中泊して今朝7時半には高遠についてしまいました。まだ早かったので建福寺で諏訪御寮人の墓を参拝し、あとは車の中で伊那谷のラーメン屋について調査していました。その後時間になったので桂泉院に行きました。桂泉院での慰霊祭では仁科盛信公等の位牌を見学させてもらい、また色々な方々とお話をする機会もありました。その後車で高遠城の方に移動し、車を勘助曲輪において城内に入り、藤原神社にて今度は神式による例大祭を見学させて頂きました。その後、高遠閣の中に入って、今度は保科正之公生誕396年の行事にも参加させていただき、またこの日はちょうど、中村彰彦氏による保科正之公生誕396年記念講演「名君保科正之公と武士道の精神」という講演会をするとのことでしたのでこれにも参加させてもらいました。講演会が終了し、お昼を過ぎてしまいましたが、先ほどの桂泉院に武田信虎の墓があるとのことでしたので再び桂泉院に行きました。高遠城址公園の桜は既に散ってしまっているのに大勢の観光客で道路が混雑していたので歩いて桂泉院に行きました。さて、前置きが長くなりましたがその桂泉院の武田信虎公の墓の前で知り合った方に伊那・高遠のラーメン屋について聞いてみたところ、お薦めのラーメン屋はないとのことでした。伊那はやっぱりローメンとのことでした。ローメンはもういいかなと思っていたのですが、その人のお話ではローメン発祥の店は萬里というお店で伊那市街地にあり今日も営業しているとのことでした。談合坂SAでも出店しているとのことでした。そういえば談合坂SAでローメンを食べた記憶があります。その後色々なお店でローメンを出すようになり、汁がないものなども出てきたとのことでした。「ローメンというのは汁がないもの」と思っていたのですがもともとは汁があるという話を聞いて驚きました。やっぱりローメン発祥の店のローメンを食べる必要があると思ってラーメンはやめてローメンを食べることにしました。EZナビウォークで「萬里」で検索したら大体の場所が分かったのであとはカーナビでセットして現地に向いました。駐車場は無かったので近所のコイン駐車場に車を止めてお店に向いました。店内に入ると置くが座敷で手前は向き合うような形でカウンターがありました。私はカウンターに座ってメニューを見てみるとローメン:680円というのがあったのでそれを注文しました。その後店内を見渡してみると実は色々なローメンがあることが分かりました。どじょうローメン、きくらげローメン、ニラローメン、月見ローメン、なつかしローメン、にんにく茎ローメン、牛ローメン、豚ローメンなどです。結局私は豚ローメン:730円に変えてもらいました。萬里はなかなか面白そうなお店でした。お酒も飲めるようでローメンにあうカストリ焼酎とか、アルマジロ生命力酎、カメ・ヘビ・サソリ・ラクダエキス酎などおもしろそうな飲み物がありました。また虎のペニスと睾丸漬け、コブラと肝臓漬け、マムシにんにくスズメバチ漬け、オットセイのペニスと睾丸漬けなどもありました。また本棚のようなところには「ローメン万歳
あとう快」と書かれていました。きっと食べに来たのですね。またローメンの美味しい食べ方というのも紹介されていました。最初にソースと酢をかけて、その後はお好みでごま油や唐辛子、にんにくを入れるのだそうです。出てくるまでの間にこんなに忙しくメモしなければならないお店は初めてでした。そして豚ローメン登場!普通のローメンで量は十分満足でいると思います。大盛りにしなくて正解でした。麺が少しボソボソしていますが全体的にチャンポンのような感じでした。ラーメン二郎や長崎チャンポンがラーメンであればローメンも十分ラーメンの範疇に入る食べ物だと思いました。美味しい食べ方で紹介されていたようなソースや酢を入れることはしませんでした。もしそうやって食べるものであれば最初からお店の人が入れてほしいですね。結局私は何も入れませんでしたが十分満足できるものでした。明らかに今まで食べたことがあるローメンとは違いました。かといって感動するような感じでもなく、やはりやみつきになる味かもしれません。もしかしたら朝昼抜きだったことも影響しているかもしれませんがいずれにせよ満足できた昼食でした。ローメンはもういいですが是非飲みに来たいお店ですね。 |