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車中泊



車中泊を前提にフォレスターを選んだわけではないのですが、今ではすっかり私の行動スタイルになってしまいました。フォレスターは全長は4400mm弱と短く、外観からは決して車中泊など無理に見えますが実は少し工夫すれば十分大人2人が眠ることができます。

まずはフォレスターの荷室の寸法を測ってみたのでその情報を書き記しておきます。後部座席にも人が座れる通常の状態での荷室の寸法は、奥行きが約95cm、手前の一番広いところが135cm、奥の狭いところで幅が94cm、更に天井までの高さは85cmあります。座高が90cm以上ある私は座ってみると少し頭がぶつかってしまいます。また最低地上高を確保しつつ地上からの荷台の高さが低いので後から荷室に入るときに入りやすいです。


次に後部座席を倒した状態での寸法です。奥行きは155cmと長くなりますが、身長174cmの私には少し短く、足首から先が飛び出してしまいます。しかし斜めに寝るとちょうどいい長さになります。ちなみに斜めの長さを測ってみると180cmになります。


私の場合、一人で乗ることが多く、後の座席に人を乗せる機会もほとんどありません。また後の座席は平らにして車中泊をするケースが多く、後部座席を倒すときにヘッドレストが前席シートにあたってしまうのでその都度前席シートを前にスライドしなければいけないのも面倒なので、後部座席のヘッドレストは取り外したままにしています。



以下は、スペースクッションを使って更に奥行きを広げる場合の様子です。通常の車中泊ではスペースクッションを使って奥行きを広げることはせず、後部座席を倒して斜めに寝る場合がほとんどですが、2人で寝る場合や、まっすぐな姿勢で寝たいときなどには以下のような感じで奥行きを広げます。

@スペースクッションを入れる

上の写真は後の座席の足元にスペースクッションを入れた状態です。私の場合、後部座席に人を乗せることがないため普段から左右ともにこのようにスペースクッションを入れたままにしています。こうしておくことによって史跡探索中の荷物を後部座席に安心して置いておくことができます。


A座席の背もたれを倒す

Aの写真は背もたれを倒してフラットにした状態です。ヘッドレストを外したままにしているので多少前席が後に倒れていたり後にスライドされていてもそのまま倒すことができて便利です。


B布団を敷く

Aの状態のまま布団を敷くとBの写真のような感じになります。スペースクッションの高さが足りないため、布団の先が下に垂れてしまいます。


Cスペースクッションを重ねる

そこで、同じスペースクッションを二段重ねてみるとCの写真のようにちょうどいい高さになりました。スペースクッションの幅は約20cmくらいですのでその分だけ荷室を広げることができます。


Dクッションの上に布団を敷く

スペースクッションを二段重ねることによって空間を埋め、その上に布団を敷くと布団は垂れ下がることなく上の写真のようにフラットにすることができます。


スペースクッションを二段重ねて、更に布団を敷いた状態が上の写真ですが、この状態で奥行きが約178cm、対角線の長さは197cmにもなります。この状態であれば十分に大人2人が寝ることができます。


上の写真は、更にカーテンを取り付けた状態の様子を撮影したものです。また運転しているときは下の写真のように布団、毛布、枕などを折りたたんで常時車の荷室に入れてあります。


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